ヘアカラーによるアレルギーについて
新年あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。
皆様お正月はどの様におすごしされましたか?
ぽかぽか陽気の日もあれば、グッと冷え込む日もあったりして、体調崩したり
されていませんか?
ウルルスタッフは皆、アレルギー性鼻炎を持っている為、毎日誰かしらが
目やら、鼻やらに反応が出ていますが(^_^;)
それ以外は皆元気に営業しております!
今日は、そんなアレルギーについてのお話です。
美容室で、最も気をつけなくてはならないアレルギーと言ったら、
やはりヘアカラーです。
約1年ほど前に、消費者庁が改めてヘアカラーによるアレルギーへの
注意喚起をしたことをご存知ですか?
それは、皆様が家で比較的気軽にやってしまうホームカラーによって
皮膚疾患などの被害を訴える方が増えた為だと考えられます。
もちろん、ホームカラーだけが悪いわけではありませんが、
ホームカラーの普及によって、カラー剤に含まれているアレルゲン(主にジアミン)
を体内に取り込む量が圧倒的に増えた為、アレルギーを起こす可能性が
高まっているのです。
サロンカラーは、時間や金銭的な問題で、数か月に一度…という方も、
ホームカラーなら気軽に、多い方だと月2回位してしまっているというお話も良く
耳にします。
花粉症は、いつ誰でもなる可能性があることは、ご存知だと思いますが、
ヘアカラーも一緒で、体内に取り込めば取り込むほど、その可能性は高まります。
薬剤などが皮膚についたことによって起こる、接触性皮膚炎には
①一次刺激性と②アレルギー性の2種類あります。
①の場合は、薬剤が皮膚に接触した部分にのみ、比較的早い段階で
反応が出るため、30分後位の観察で分かります。
②の場合は、薬剤が皮膚から吸収されて、血液によって運ばれていく中で起こる
抗原抗体反応を見る為、症状が出るまでには48時間位の時間が必要になります。
そして、接触したところ以外にも反応が出ます。
それから、その時の体調などにもよるので、パッチテストは
カラーをする日より前すぎてもいけないということになります。
①一次刺激性の場合、その時のちょっとした刺激や
後の痒みなどさえ我慢すれば数日で治るので、
カラー出来ないこともないのですが、(おすすめはしません)
②アレルギー性の場合はカラーは出来ない(ヘアマニキュアなどは別)ということになります。
大袈裟な話ではなく、アナフィラキシーショックなど、重篤な状態になる可能性
もあるからです。
いつも家でやってる時は大丈夫なのに、美容室でやったらアレルギーが起きてしまった、
また、その逆もあり得ると思いますが、それはたまたまのタイミングで、
②アレルギー性接触皮膚炎に関しては、サロンカラー、ホームカラー
どっちが良い、悪いということではありません。
①1次刺激性は、カラー剤に関しては主にアルカリ剤に反応して起こり、
②アレルギー性は酸化染料であるパラフェニレンジアミンという成分に反応して起こります。
この2つの成分は、一般的なカラー剤にはほぼ確実に含まれます。
よく、そんなに明るめのカラーじゃないから大丈夫だ(刺激が弱い)と思われがちなのですが、
トーンの明るいカラーの場合にはアルカリ剤が多く含まれ、ジアミン系が少ないので
①1次刺激性の方が起きやすく、
逆に白髪染めや黒染めなどトーンの低いカラーの方がアルカリ剤は少なく
ジアミン系が多く入っているので、②アレルギー性の方が起きやすくなります。
など、etc...
でも、アレルギー反応は怖いけど白髪が...
おしゃれに明るくしたい・・・ご安心ください。
当店ではご心配のお客様へ薬の種類と塗り方で対応させて頂ております。
ヘアマニキュアによるカラーで頭皮につけずに根元に近いところまで塗り、地肌に付けないテクニックや、
ヘナ http://www.uluru-nakamura.com/blog/entry15841.html
オーガニックカラー http://www.uluru-nakamura.com/blog/entry2601.html
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